最近は
新たにサボテンを迎え入れた。美しい。
新入り。 pic.twitter.com/RZsJaMbbNe
— film_filament (@film_filament) December 26, 2021
以下最近の現像分
使用カメラ&フィルム
YASHICA MF-2 super & 上海 申光 400
二眼レフトイカメラ & Kodak ULTRA MAX 400
飛行機の窓から
綺麗な生き物たち
海辺の
綺麗な海だった
沖縄には野良猫がたくさんいた
今年は
昨年と同じくらい本を読んだ。
特に印象に残ったお守りみたいな3冊。
100年後あなたもわたしもいない日に
詩集。自分が女性だったら感じ方がずいぶん違っていたと思う。この本を読んでから詩集を自分で買うようになった。装丁も挿絵も仕掛けもきれいだった。
春宵十話
古本屋で見つけた「数学する身体(森田真生)」を読んで、その中で紹介されていた岡潔の「春宵十話」も読んだ。
岡潔の考えをどれくらい理解できたかはわからないけど、岡潔は科学とか芸術とか生活とか学問をラベル付けし個々として隔てるのではなく、それぞれに対して向き合い方や扱い方が一貫しており、どれも人の営みとして分け隔てなく、同等に、丁寧に、素手で手に執っているような印象を受けた。
何かに迷ったときには、数学する身体と春宵十話を開いてみようと思う。
数学史や計算機の歴史にも興味が出てきた。次はチューリングに関する本を読んだり映画を見てみたい。
東京百景
又吉直樹のエッセイ。この本を読めたことが今年一番の収穫だったかもしれない。発売当初の装丁でどうしてもすぐ欲しかったので古本屋を巡った。結局見つからなくてその時は諦めた。後日地元の古本屋で見つけたので中の状態も確認せずすぐ買った。読んでから気づいたけど乱丁本ぽかった。まあ内容は分かるものだったしレアだからいいや。追加された話も読みたかったので文庫本も買った。温かくなったら東京を散歩して作者の見た風景をできるだけ多く目にしたい。
今年はぐったりしていることが多かった。やりたいことが分からなくなることも多かった。吸収できたものや作り上げたものはとても少なかったかもしれないけど、ゆっくりしたりじっとしたり、自分を大事にできたような気もする。
例年の如く今年もあっという間に終わったけれど、結婚したり結婚式を挙げたり、エフェクターを作ったり送ったり、本をもらったり、どれもずいぶん昔のことみたいに思えて長かった気もする。
自分自身は低エネルギーな状態で過ごした一年だったけど充実していたのかな。
来年は代謝の良い一年にできたらいいな。
皆さんよいお年を。