令和三年九月 靄

去年、一昨年、一昨々年と九月には海に出かけて浜辺をフラフラと歩いていたような気がする。今年は行かなかった。

 

今月の現像 

YASHICA MF-2 super & Lomography Color Negative 400

f:id:film_filament:20210929182104j:plain夏終わり 閉園

 

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f:id:film_filament:20210929181929j:plain綺麗な赤

 

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f:id:film_filament:20210929182015j:plain車窓から

 

f:id:film_filament:20210929182017j:plain古本屋に向かう道

 

近所の風景を撮るのにも飽きてしまった。

 

 

思っていること、主観、ごみ箱

感染症が広がり人とか場所に対しての距離や時間の流れ方がぐちゃぐちゃになってしまった今、生活を維持したり正気を保つためには常に注意していないといけない。

何に対してかと言われればざっくりストレスに対してなんだろうけど、その一言だけでは表せない。というか、このモヤモヤしたもの(以下「靄」 )に注意資源を常に充てていること自体が大きなストレスだし、これも靄の原因なのでよく聞く鶏と卵のお話みたいな状況になっている。

社会が今のような状況になってしばらく経つが、この靄はかなりゆっくりとした速度で濃くなっていった。この靄の濃さや広がりは、社会での出来事よりもこの状況になってからの経過時間に大きく依存しているように思える。

今まではこの靄が大して濃くないから払うのが楽だったり、ちょいと移動することで回避することもできていた。自然とすぐ晴れることもしばしば。

だけど今回は大きすぎるし、とてもゆっくりだけど濃くなっていっている。ワクチン接種者が増えたことで靄が広がる速さや濃度の増加は少しだけゆっくりになったように思えるものの、全然逃げられないし濃くなる一方なので、応急処置的な感じで自分の周りの靄だけを小さいうちわでぱたぱた煽いで払うことしかできない。そんなことをずっとやっているうちにだいぶ疲れがたまってしまったので、「ちょっと(できればしばーらく)動きたくないですね~」といった感じだ。

感染者や重症者が減少してきたし国の発令したヤバいよヤバいよ宣言も全面解除になるり、規制も緩和していくみたいだけど、またここからの変化に慣れるのに体力を消耗しそう。そして冬がきて……寒くなって乾燥して……今年ももう終わる……なんて考えたところでいつもより重力が強くなるだけだし、布団でもぞもぞするくらいしかできなくなる時間が増えてしまうので、できるだけギターや本を手にとったりしてそっちで疲れるようにしたい。

 

あとはアニメや映画なんかを見ていれば多少楽になるかな。www.amazon.co.jp

庵野監督のドキュメンタリーがよかった。Prime会員の人は今のうち見ることを勧める。

 

はやく居酒屋にでも行ってみんなでゲラゲラしたいですね。

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