令和四年七月 スンとする

一時停止

自分のやる事や作る物全てが自分を含むあらゆる人間に影響しない・作用しない無意味な物に思えてきてしまって自らのあらゆる行いを停止させたくなり、数日間スンとしていたが、労働としての仕事や炊事や洗濯などの生活中の仕事を省エネ自動運転モードみたいな感じでやって寝てを繰り返していたら持ち直した。
全てを停止してめっちゃ寝たりしてたらもっと調子が良くなってるのかもしれないけど、低エネルギーの省エネ自動運転みたいに行動していたのが結果として良かったのかもしれない。全てをストップすると戻れるのか不安だし。

今月も喉を痛めてやりたかった事が全てできなかった。熱も出た。 行きたかったライブに行けなかったしついでに行こうと思っていた美術館の展示にも行けなかった。どっちもチケット代だけ払って冷えピタを貼って自宅のベッドの上でスンとしてた。美術館は近いうちにリベンジする。
勿体ないので代わりにライブに行ってくれる人を確保すべく、久しく連絡をとっていなかった人達と連絡をとった。結果として代わりにライブに行ける人はいなかったけど、久々に先輩や後輩とやりとりできて良かったな。

猛暑の東京を歩いた

渋谷でライブを観たあとステーキ食べながらビールを飲んだ。あれは最高だったな。道玄坂を下っている時、半地下みたいな感じの店舗の窓越しに、ガールズバーの美人なお姉さんと目が合った。単なる暇つぶしなのか集客の為なのか、お姉さんは坂を下る俺をずっと目で追ってきて俺が坂を下るにしたがってお姉さんの姿勢も低くなっていって変な体勢になりながら目を合わせてきた。最初はチラ見してたけどお姉さんの変な体勢が面白くて最後の方はこっちもガッツリ見た。

上野に移動して1泊。翌日は午前中のうちに不忍池を散歩。汗だく。帽子を被って保冷剤を包んだ冷却タオルを首に巻き、「そういうオバサン」みたいな格好は快適とまではいかないけど暑さは結構マシなる。かく汗の量はものすごいけど。というか、これで消耗したから喉風邪ひいたんだろうな。モヤシ。

カレーを求めて御茶ノ水・神保町に移動。エチオピアの誘惑に負けそうになったけど負けずに新規開拓。おいしかった。さすがに暑いのか、いつも御茶ノ水駅前にいる政治思想を声高らかに垂れ流してる人もいなかった。
食後は秋葉原に移動。汗だくすぎて服も下着も着替える。エフェクターを作るための電子パーツ等を購入。もちろん帰ってから買い忘れに気づき頭を抱える。秋月電子でレジをやってたお姉さんがめっちゃいい声で声優みたいだった。
帰りに上野駅ホーム内のトイレで少しトリッキーな格好をした、いわゆる変態であろうオジサンに出くわす。『ホーム内』という状況がより変態性を高めているように思えた。こういう時って結構冷静。


今月はいい写真が何枚も撮れた。
カメラ : OM-1
フィルム : Portra 400

紫陽花は枯れかけでも枯れていても綺麗。

角川書店がやっている図書館。いい空間だった。

友人が手づかみで分けてくれたロールケーキ。

最近伊達メガネを買った。眼鏡をかけて出かけると気が楽になる。
写真を撮るときはいちいち外さなきゃいけないし普段から眼鏡をかけているわけじゃない。
邪魔になるようなものをわざわざ身に着けているのに何故か自由度が上がったように感じる。
いつもの自分じゃない感じがするから楽なのだろうか。

今年の夏は眼鏡をかけてたくさん散歩して夏を謳歌したい。