夏の終わり

昨日の午後、近所のマクドナルドで昼食をとっていたら店内BGMで American Football の The Summer Ends が流れてきた。やっぱりマックのBGMはセンスがいいな。

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大学生の時は夏の終わり(もっと細かく言うと8月の終わり)を迎える度に、「これから先、どのように生きていけばよいのだろうか」と本気で考えていたし、とにかく憂鬱だった。(今でも少しは思っている)
9月の夏日・暑さなんて結局残暑だし、夏の死骸みたいなものだ。
今では秋の夜長や晩秋の肌寒い感じが楽しみですらある。これは札幌に対する恋しさかもしれないけど。 

寒い日、雨、曇りが続くとここ数年は不調になることが多いけど、それを除くと10代の頃と比べて季節に気分が左右されなくなってきているような気がする。
風や空気、気温で季節の変化を感じるようにはなったけど、あの頃のようにその季節の空気に自然と没入したり、なんとも表現し難いけど、共生したりすることがなくなってしまったようにも思える。

 昔はもっと連続的かつ明瞭に季節の変化を感じられていたような気がするんだけど、今では離散的に場面が変わっていくような感じで、何だか追いつけないというか取り残されているような感じがする。
これは年を重ねてきて体感する時間の長さが変わったせいなんだろうけど。(或いは近年における日本の気候の特性によるもの)

 こんなことは思っているもののあまり悲観はしていない。

常に実年齢-2歳ぐらいの感じでいるし。

 ただ、実感がなくて実年齢-2歳ぐらいの感じでいるので自分の実年齢を大人が書くような書類やらなんやらで目にしたりすると、うっすらと焦りや不安を感じる。

自分の年齢と自分の生きてきた体感時間のギャップに対する驚きに加えて、上に書いてきたような現在感じてる時間の流れの速さもあって将来を考えるとやはり不安がある。

 やりたいことがそこそこあるけどうまく消化しきれていないというのが現状で、この先体力や気力が減衰していくとやりたいことすら無くなっていってしまうような気がするし、もし本当にそうなったらいよいよ自分はヤバいおじさんになってしまう。

 ゆっくりトレーニングでもし始めようかな。
部活帰りの秋の夜風を感じたい。
電車に乗ってどこかに行きたい。

 

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